JA愛知みなみ　ストック出荷連合

本田紀之です。両親と９００坪の施設でストックを栽培しています。最初は会社員をしていましたが、親の背中を見て育ったので抵抗なく就農しました。
最近は栽培管理など経営を一手に担っています。

すっと伸びた茎に、ふわふわとした小さな花をたくさんつけるストックは、主役にはなりにくいですが、添えてあるだけで華やかにしてくれるのが魅力です。茎がしっかりしていて丈が取れることが良いストックの条件ですね。

うちの部会は少人数でロットが小さいですが、品質の良さを最大の武器と胸を張って言えるので市場からも高い評価をいただいているので、他産地との差別化にも頑張っていきたいです。

そのためにも市場からの品質に関する問合せには、部会内で情報を共有し、迅速に出荷基準へ反映させています。

良いストックを育てるためには、やはり水と温度管理です。水を与えれば丈は取れるけど花が悪くなってしまうんです。この加減がとても難しいですね。

８月頃に種まきが始まりますが、ストックは暑さに弱いので水の管理を間違うと３分の１がダメになってしまいます。同じく冬場の栽培も温度管理に気を遣います。

まだまだ日々勉強ですが、良いものを作り続けるため、栽培技術をしっかり磨いていきたいです。