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トルコギキョウ

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トルコギキョウの詳細情報

トルコギキョウとは


トルコギキョウ、ユーストマ、リシアンサス…

トルコギキョウが一番耳なじみがあるかと思いますが、どれも呼び名が違うだけで同じ花をさします。

トルコギキョウは、北アメリカ原産の植物で、ネブラスカ州、コロラド州、テキサス州などのロッキー山脈の高原地帯に自生しています。名前の中にあるトルコ原産のキキョウではありません

学名の「ユーストマ」は、ギリシャ語で「よい= eu」「口=stoma」という意味で、釣り鐘状に咲いた花の形から、名づけられたと言われています。日本で「トルコギキョウ」と呼ばれている由来は、「つぼみの形がトルコ人のターバンのようで、咲き方がキキョウに似ているため」という説もあります。
ちなみにトルコ語では「Lalegul(ラーレギュル)」と言います。日本語に翻訳すると、Lale=チューリップ、Gul=バラ、つまり「チューリップバラ」。日本同様に、トルコでも花の見た目からこのような名が付けられたんでしょうね。

 

最近はお花屋さんによって「トルコキキョウ」ではなく、英名の「リシアンサス」と表記されている場合もあります。

トルコギキョウは、花弁が一輪でカップのような形で咲き、枝数が多く、花がたくさんついているのが特徴です。花色も多く、紫、白、赤、黄、ピンク、緑、青、白地に紫やピンクの縁取りなど、様々な色が楽しめます。

トルコギキョウの歴史

日本に初めてトルコギキョウが輸入されたのは1930年代で、当時はラベンダー色のみで一重咲きの小さな花を咲かせる品種だったそうです。
現在のように、多彩な色や咲き方が楽しめるようになったのは、1970年代以降のこと。今では一般化している花ですが、ここ10年ほどで栽培面積が飛躍的に伸びてきた花です。

 

生産者さんの努力によって品種改良が進み、八重咲きのものやバラのような形のものなど、様々な咲き方の花ができ、流通量が年々増加傾向にあります。

露地では6~7月に咲く花なので、暑さに強く、真夏に切り花として花瓶に飾っても花持ちが良く、長い間楽しむことができます。
切り花にした後の花持ちが1~2週間程と他の花に比べて長持ちするのと、品もあるので日常から冠婚葬祭まで、様々なシーンで幅広く使われています。

 

日本で改良した品種は今や200種類以上はあると言われ、さらには毎年新しい品種が生まれています。第二次世界大戦後、他国のトルコキキョウは戦争の影響によりほぼ絶えてしまったのに対して、日本では品種改良が盛んに行われ続けた結果、現在流通しているほとんどの品種が日本産となっています。

 

トルコギキョウの花の形(咲き姿)

 

咲き姿については、「一重咲き」、「八重咲き」、「フリンジ咲き」があります。

 

一重咲き

一重咲きとは、花びらが重ならない咲き方を言います。トルコキキョウの名前の由来にもなったキキョウによく似た星型の形をしており、薄く透けるような花の色を楽しむことができます。代表的な品種は「あずまの薫(かおり)」です。

八重咲き


八重咲きとは、花びらがいくつも重なったボリューム感のある咲き方を言います。バラのような華やかさがあるので大変人気もあり、多く出回るようになりました。代表的な品種には「エクローサ」があります。

 

フリンジ咲き

フリンジ咲きとは、花びらがフリルのように波打っていたり、ギザギザになっていたりする形を指します。中でも大輪でフリルが多く華やかな「ボヤージュ」シリーズの品種は人気が高く、ボヤージュブルーやボヤージュピンクなど色の種類も豊富です。

 

また、トルコキキョウは色の種類も豊富なので冠婚葬祭などにも多く利用されます。

花の色は紫、ピンク、白、緑、黄、茶などの単色から、白と紫や白とピンクなど2色に花びらの色が分かれている複色(バイカラー)などがあります。

 

とにかく品種が多く、その他の代表的な品種には八重咲の「エグゼラベンダー」やフリンジ咲きの「セレブピンク」もありますが、これ以外にもその数300以上もの品種があるから驚きです。

 

トルコキキョウの花言葉は?

 

トルコキキョウの花言葉は「優美」、「すがすがしい美しさ」と見た目通りの上品なイメージです。また、色ごとにも素敵な花言葉が付いています。

 

「希望」

「永遠の愛」、「思いやり」

ピンク 「優美」

「あなたを想う」

「毅然とした態度」

贈る相手に合わせた花言葉の付いた色を選んで花束をプレゼントするのも素敵ですね。

 

 

参考:

みんなの趣味の園芸
https://www.shuminoengei.jp/

 

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