団体会員
常陸野カーネーション組合
常陸野カーネーション組合は茨城県内12市町村に点在するカーネーション生産者8名で組織されている生産組合で、全国的にも珍しい組合です。常陸野カーネーション組合オリジナル品種も豊富です♪
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取り扱いの
お花
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私たちのこだわり
生産者でタッグを組んでメイドイン茨城のカーネーションをお届けします!
茨城県内12市町村のカーネーション生産者8名で構成されている当組合は、全国的にも珍しい組合です。
毎月定例会を開き、市場視察をしたり、圃場を回り栽培管理や品質について組合員が審査を行う、立毛品評会なども行っています。生産者同士の横のつながりを強化して、みんなでメイドイン茨城のカーネーションをお届けしています!
オリジナル品種の開発
常陸野カーネーション組合では品種開発に力を入れています。色々な花の展覧会で賞を受賞しています。写真は名前も可愛い『みかん』✨薄オレンジ色で上品かつ可愛らしい印象です。
主要取引先(順不同)
大田花き / 株式会社茨城県水戸中央花き市場
インタビュー
カーネーションを出荷するまでどんな工程がありますか?
まずハウスの中を耕耘します。
トラクターが入れないような狭い場所では耕耘機を使います。
毎年作るハウスではこの作業の前に、
収穫の終わったカーネーションを抜く作業があります♪
次に土を消毒。
この作業はクロールピクリンという劇薬を使うので、
手袋や防毒マスクが必要です。
土を消毒したあとはビニール等で土を被覆しハウスを密閉し、
約1~2週間そのままにします。
苗の準備は約半年から1年前に種苗会社に予約を入れておきます。
自分で苗を作る方法もありますが量の問題もあり、
お願いすることが多いのです♪
消毒が終わるとガス抜きの作業をします
これは土の中に残っている有毒ガスを出し切るために土を耕耘します。
この作業もマスクが必要なときがあります。2回行います。
ガス抜きが終わると、土をならし、灌水用のパイプやチューブを設置、
ネットを張り、支柱を立てて、定植の準備が整います。
定植は苗をあまり深植えにならないように、やさしく、
しかもあとで水をかけても倒れないように(ここが難しい)植えます。
植えた苗が活着(土に根付くこと)し、苗が伸長し始まったら、
ピンチ(摘心)をします。
ピンチとは苗が20CM程度に伸びたら(定植後約3~4週間)
4,5節の箇所で折り、節から伸張してきた4本ないし5本の芽を育てて
切り花を得られるようにする技術です。
これを1回摘心と言います。
また、そのうちの1本ないし2本の芽を折り
より多くの切り花を得られるようにする技術もあります。
これは1回半摘心と呼ばれます。
伸張してきた芽を全て折る方法もあり、これは2回摘心と呼ばれます。
切り花本数は一番多くなりますが、到花日数(花が咲くまでの日数)が
かかるため、早生系の品種向きの技術です。
ピンチ作業が終わると、花が咲くまでは管理作業が主な仕事です。
余計に出すぎた芽を整理したり、害虫が付いたり病気が出ないように
薬剤散布をします。
夏の時期は大変な作業で、倍率、使用農薬、天候などにより
葉や茎に薬害が出ることもあり頭を悩ませます。
苗がだいぶ伸びてきました!!
この頃になると病害虫の防除にはかなり気を使います。
ダニやアブラムシ、スリップス、ヨトウムシetc・・・
様々な害虫がつきます。
病気では立枯れ性の病気や灰色カビ病、斑点病などが発生しやすくなります。
つぼみが大きくなってきました、もうすぐ咲きそうですね♪
この時期は、蛾の幼虫の卵がかえり、つぼみの中を
食い荒らされることがあります。
そうなると商品価値がなくなってしまうので、
管理には細心の注意が必要になります。
開花~✨
きれいな花が咲きました、選別をして箱に詰めて出荷です!!
市場・利用者の評価
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