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色とりどりで並べるだけでも楽しめる!ガーベラのドライフラワー作り

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春と秋に美しく華やかに咲くガーベラは、その花色の種類の多さや凛とした美しい花姿から幅広い年齢層の方々に人気があります。今回はそんなガーベラをより楽しむために、ドライフラワーの作り方と美しく飾る方法についてご紹介いたします。

ドライフラワー作成に初めて取り組む方でも、必要な道具から具体的な手順まで分かりやすくご説明いたします。ぜひ理想のドライフラワーを作成してみませんか?

1.ガーベラのドライフラワーを作るのは難しい?

ドライフラワーは作ってみたいけれど「簡単に作ることができるのか?」という疑問を感じる方もいるでしょう。

ガーベラのドライフラワーは比較的簡単に作ることができます。本記事の内容に沿って丁寧に作業をしてみてください。

注意点としては、ガーベラは花びらが細長くドライフラワーにすると落ちやすい傾向があります。そのため細かいアレンジを加えることは難しくなりますが、本記事の後半で紹介するドライフラワーの飾り方などを取り入れることで、十分にドライフラワーを楽しむことができます。

2.ガーベラのドライフラワー2つの作り方

ここからは実際にガーベラのドライフラワーを作る2つの方法について解説していきます。

具体的な手順をなるべくわかりやすく解説していくため、じっくりとお読みいただき試してみてください。

2-1.雰囲気が出る!ハンギング法

ハンギング法とは、生花を吊るして乾燥させる方法のことを指します。一般的にドライフラワーを作る際に使用される方法として知られています。

ハンギング法で乾燥させることで、ガーベラをアンティークな雰囲気の仕上がりにできることが特徴です。ハンギング法に必要な道具は以下の通りです。

・ガーベラ
・ハサミ
・ワイヤー or 麻の紐

必要なものを揃えることができたら、いよいよドライフラワー作りです。作成手順は大きく3つに分かれています。

ドライフラワーの作成手順
STEP1:ガーベラの変色している茎の切り口と余分な葉をハサミで切り落とす
STEP2:ワイヤーや麻の紐で葉の部分をきつく結ぶ
STEP3:湿気が少ない風通しの良い場所で1〜2週間吊るして乾燥させて完成

ハンギング法で上手にドライフラワーを作りたい場合、以下の点に注意して作成することが大切です。

ドライフラワー作成のポイント
・しっかり乾燥させるために1〜2本ずつ吊るす
・ワイヤーや麻の紐は入念に固く結んでおく
・壁から離れた場所に吊るす

ポイントをしっかりと意識して作成することで、綺麗なガーベラのドライフラワーを作ることが可能です。

2-2.鮮やかな色合い!シリカゲル法

シリカゲル法は、乾燥剤である「シリカゲル」を使用してドライフラワーを作る方法です。ハンギング法とは異なり、短時間で作成できることが特徴です。

鮮やかな色合いを保った生花のような状態で完成します。シリカゲル法に必要なものは下記のとおりです。

・ガーベラ
・シリカゲル
・密閉できる容器

必要なものを揃えることができたら、次の手順でドライフラワーを作ります。作成手順は大きく5に分かれています。

ドライフラワーの作成手順
STEP1:必要な茎を残して不要な葉を切り落とす
STEP2:密閉できる容器に、花をいれたとき容器の中間くらいになる深さまでシリカゲルを敷く
STEP3:シリカゲルを敷いた容器の中に花を置く
STEP4:容器を密閉して日の当たらない場所に1〜2週間置いておく
STEP5:最後に花をそっと優しく取り出し完成

ドライフラワーを上手に作るためのポイントとしては、シリカゲルを花全体に覆いかぶさるように入れることが重要です。シリカゲルが当たっていない部分は上手に乾燥されずに変色してしまうことが多いため注意が必要です。

3.ガーベラのドライフラワーを綺麗に飾るには?

完成したガーベラのドライフラワーを綺麗に飾る方法を3つ紹介していきます。

3-1.一輪挿し

ガーベラは存在感のあるお花です。そのため一輪挿しで綺麗に飾ることが可能です。

一輪挿しは置く場所を選ばず、すぐに立派なインテリアとして置くことが出来ます。少し置いておくだけでも部屋の雰囲気を華やかにしてくれます。また一輪挿しは花瓶との相性を考えることで、より綺麗に生けることができます。

オリジナル性の高い個性的な花瓶を選ぶ際は、口の形や高さに注目してガーベラを生けることに適しているのか考えることが大切です。

他にも背が高いガーベラを使用して一輪挿しする場合は、ガーベラが倒れないように背の高い花瓶を選ぶことが重要です。

3-2.ブーケ

一輪挿しとは対照的に、たくさんのガーベラを集めたブーケにする方法もあります。ブーケにしてドライフラワーを詰め込むことで、どの角度から見ても綺麗にドライフラワーを楽しむことができます。

また、ブーケにすることで、他のお花とも組み合わせることができます。組み合わせてオリジナルのブーケを作ってみることも楽しいでしょう。ブーケにする際は、ハンギング法で作られたガーベラを使用することがおすすめです。

ブーケを飾るだけで一気に部屋の印象が華やかで素敵になります。

3-3.スワッグ

スワッグとは、花や葉を束ねて飾る壁飾りのことです。北洋の言葉で「揺れるもの・垂れ下がるもの」という意味を指します。

独特の素朴な雰囲気が部屋のアクセントになり、様々な方から人気です。スワッグはお手入れも比較的簡単で、気軽に飾ることができます。

基本的には花束を逆さにしたようなデザインが主流ですが、ロープで花と葉を繋ぎ合わせたようなものもあります。

また、木の枝に吊るすようなスワッグを使用することで、部屋の雰囲気を華やかにすることも可能です。沢山のアレンジを楽しめる方法といえるでしょう。

3-4.リース

リースは切れ目のない円形から「永遠」の象徴とされています。縁起の良い意味を持っているため、飾るだけでなく友人や恋人などにプレゼントにも人気です。

また、リースを玄関に飾ることは魔除けや出かけた人の無事を祈る意味合いもあります。リースを玄関などに飾ることで、家に帰宅した際に少し暖かい気持ちになります。

シリカゲル法を使用して作られた鮮やかなドライフラワーと他の花々を組み合わせることで、華やかな印象のリースが作れます。

先述したスワッグと大きく違う点は、円形の土台を使用して作成する点です。果実や木の実を留めることができるため、スワッグと比較して自由度が高いことが特徴です。

ガーベラだけでなく、木の実や他の花と上手に組み合わせることでリースをより素敵に演出することができます。

3-5.ポプリ

ドライフラワーをポプリに混ぜて飾ることも可能です。ポプリとはドライフラワーをアロマオイルなどで混ぜ合わせたアイテムです。ポプリに混ぜて飾ることで香りを存分に楽しむことができます。

特にシリカゲル法で作成したドライフラワーをポプリに混ぜることで、花の色がアクセントになりおすすめです。

4.ドライフラワーに関する疑問・注意点

ドライフラワーの作成方法や飾り方などをご説明してきましたがいかがでしょうか?

ここではドライフラワーについての疑問や注意する点などについてご説明していきます。

4-1.花言葉

花といえば花言葉。ガーベラにも花言葉はあります。ドライフラワーにすることで花言葉はかわるのでしょうか?

どうやら日本では、ドライフラワーでの花言葉は存在しないようです。理由は日本のドライフラワーの歴史が浅いことが原因である可能性が高いです。ちなみにヨーロッパでは「永遠」「感謝」などの花言葉があると言われています。

日本のドライフラワーも歴史が深くなっていくことで、今後は花言葉が付けられる可能性があります。

4-2.直射日光

ドライフラワーは、直射日光に当てると色褪せしてしまいます。また、その他にも形が崩れやすくなる可能性もあります。

そのため、ドライフラワーを飾る際には直射日光の当たらない場所に置くこと安心できます。

4-3.花の種類

水分が多い・花びらが薄い・茎が太いなどの特徴を持つお花は、一般的にドライフラワーには適していないと言われております。

具体的な例としては、コスモス・チューリップ・スイトピーなどが挙げられます。ガーベラも種類によってはドライフラワーにすることが難しい場合もあります。花びらが多い「八重咲きタイプ」などで作成すると綺麗に作成できる確率があがります。

ただし、アレンジメント次第ではこれらのお花もしっかりと楽しむことができます。ご自身の好みやアイデア次第でお楽しみいただけるとこもドライフラワーの魅力の1つです。

4-4.ドライフラワーの寿命

ドライフラワーにも綺麗に飾って楽しめる寿命があります。

直射日光を避けるなどドライフラワーを飾る環境に配慮していただければ、2〜3年間お楽しみいただけます。一般的に、色落ちが始まるまでには数ヶ月かかると言われております。

5.ドライフラワーを作成しガーベラをより楽しもう

ガーベラのドライフラワーを作る際には、飾り方に適した作り方やガーベラの品種にこだわることで上手に素敵なドライフラワーを作ることができます。

また、他の花と組み合わせて独自のオリジナルドライフラワーを作ることも可能なため、色々と楽しむことができます。

華やかで素敵な日常を継続していくために、花を取り入れた生活を試してみませんか?

 

参考URL
https://andplants.jp/blogs/magazine/dryflower-gerbera
https://greensnap.co.jp/columns/gerbera_driedflower
https://greensnap.jp/article/9124
https://gardenstory.jp/lifestyle/32716
https://lovegreen.net/flower/p314575/

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