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静岡県東部花き流通センターマーガレット部会

富士山や駿河湾の豊かな自然にかこまれてマーガレットを栽培しています。
静岡県東部は年間を通じて温暖で晴れも多く、首都圏からのアクセスも良い恵まれた環境です。

協会
静岡県東部花き流通センター
部会
所在地
＃静岡県
出荷種別
＃個選
生産種別
＃鉢花

取り扱いの
お花
1
STORY
2
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私たちのこだわり

静岡鉢物マーガレットの歴史

私たちは静岡県が行う新品種の開発や普及に協力し、1999年に生産を始めた ” ホワイトリップル " から数えて、これまでに２９品種のマーガレットを栽培してきました（2023年3月現在）。
現在も定期的に集まり、より良いマーガレットを消費者へ届けるため、栽培技術の向上、品種選定を行っています。

静岡県育成品種

世界で初めての香るマーガレット “ 風恋香（フウレンカ）” をはじめ、品種数が豊富で、色、かたちが幅広い静岡県育成品種の鉢物マーガレット。花粉が出にくく贈答用にも喜ばれます。
暑さ寒さに強く、極端な高温や、低温、霜を避ければ長期間栽培を楽しめ、通常のマーガレットより長い９月から翌年６月まで花を観賞できます。

栽培方法の特徴

夏は高冷地でマーガレットの栽培を行う『山上げ栽培』を行っています。
山上げ栽培を行うことで、暑い時期の生育が促進され、花が一回り大きく、より鮮やかな色のマーガレットを秋に出荷することが可能です。
静岡県（農林事務所、伊豆農業研究センター）の支援を活用して、新しい生産技術の導入にも積極的に取組んでいます。

主要取引先（順不同）

仙台生花 / 株式会社静岡県花き園芸卸売市場 / 埼玉園芸市場 / 大田花き / フラワーオークションジャパン / 青梅インターフローラ / 東京砧花き / 南関東花き園芸卸売市場 / 第一花き / するが花き / 名港フラワーブリッジ / 西日本花き / 京都生花 / 大阪植物取引所 / 花満 / 大分園芸花市場 / 都城園芸花市場 / 鹿児島花市場 / 鹿児島園芸花市場 / 豊明花き市場 / 九州日観植物 / 姫路生花 / 鴻巣花き / 福岡花市場 / 奈良県花き / 岡山総合花き / 兵庫県生花 / 新花 / 株式会社浜松生花地方卸売市場 / 株式会社青森花卉 / 株式会社盛岡生花地方卸売市場 / 株式会社山形生花地方卸売市場 / 北海道植物株式会社 / 株式会社いわき中央生花 / 株式会社仙花 / 小合園芸センター / 郡山花き株式会社 / 株式会社新植 / 北関東フラワーオークション / (株)東和園芸 / 株式会社宇都宮花き / 群馬県中央園芸株式会社 / 株式会社小田原園芸 / 横浜花き園芸株式会社 / 株式会社山梨園芸市場 / (有)長野流通園芸市場 / 株式会社愛媛花市場 / 株式会社高松花市場 / 株式会社徳島花市場 / (株)福花園四日市 / 株式会社山口県中央花市場 / 熊本県花き事業協同組合（肥後花市場） / 株式会社土佐花き園芸市場 / (株)都築園芸花市場 / (株)徳島共進生花市場 / 株式会社大原総合花き市場 / 東京フラワーポート株式会社 / 大阪鶴見花き

インタビュー

部会員の堀江園芸さんを紹介します

堀江園芸です。
施設800坪、露地300坪でさまざまな花を育てています。
35歳のときにサラリーマンを辞め、園芸を始めました。最初は観葉植物を作っていましたが途中で花壇苗に転向し、今は厳選した苗物を少量多品種栽培しています。

マーガレットのほかには山野草やレウシア、ホトトギス、ホタルブクロ、、、など書ききれませんがたくさん栽培しています。

花農家のやりがいはどんなところにありますか？

花農家は、サラリーマンと違い自分の努力が売上に反映されることが多く頑張り甲斐がありますね。

マーガレットについて教えてください

ひとえにマーガレットといっても品種によってそれぞれに性格が違います。育てながらよく観察しその品種にあった育て方をしてあげることで健やかな株になり美しい花を咲かせてくれるようになるんですよ。静岡県のマーガレットは定期的に新品種が導入されます。新しい品種を栽培していく難しさもありますが、その品種がどんな性格をしているか知り、よりよいマーガレットを作っていくことに楽しみを感じています。

部会での今後の展望を教えてください

静岡県のマーガレットは、香りのする”風恋香”をはじめ魅力的な品種が多く今後もさまざまな品種がデビュー予定です。たくさんの方に静岡県のマーガレットの魅力を伝えられるよう部会として頑張っていきたいと思います。

マーガレットの花の咲き方について教えてください

マーガレットの咲き方には主に3種類あります。

一重咲き

一般的に花といってイメージする、花びらの形が全て見える咲き方。

八重咲き

多くの花びらが重なって咲く咲き方。
※写真は咲き始めから咲き終わりの様子

丁字咲き（ちょうじざき）

外側の花びら（舌状花）が開いた後に内側の花びら（管状花）が徐々に開く咲き方。かたちの変化を楽しめる。
※写真は咲き始めから咲き終わりの様子

オススメの品種の紹介

ニューサマーデージー”ステラ”（新品種！）

マーガレットとハーブの一種ローマンカモミールの交配に世界で初めて成功し、育成されたハイブリッド品種。これまでのマーガレットにない夏に咲く静岡県オリジナルの花「ニューサマーデージー」として誕生しました✨

ピーチフレア（新品種！）

桃色の八重咲き品種。
こんもりとまあるい花型と桃色が可愛らしい。
多品種に比べコンパクトな草姿。

シェリーフレア（新品種！）

外側の花弁が薄桃色、中央部分が桃色の丁子咲き品種。
他品種に比べて花首が太く丈夫で、しっかりした印象で咲く。
シルバーグリーンの葉色が美しい。

ラズベリーフレア（新品種！）

外側の花弁が赤色、中央部分が白色の丁子咲き品種。赤色と白色のコントラストが可愛らしくポップな印象を与える。
単品、寄せ植えどちらでも目を引く主役になれるマーガレット。

サンデーリップル

白色で丸みのある花びらを持つ、小ぶりで一重咲きのマーガレット。
暑さに強く、９月から翌年６月まで長く開花する。春の穏やかな伊豆の海、太陽のような輝きとすがすがしさから「日曜日のさざなみ（=サンデーリップル）」と名付けられました。
サワーリップルよりも開花が早く、コンパクトな見た目をしています。

ジャパンフラワーセレクション2006花壇苗部門入賞。背の高い植物の前に株間を空けて植えるのがおすすめで、秋から初夏の庭づくりを楽しめます✨

サワーリップル

サワークリームのような白色で、細長い花びらが美しい一重咲きのマーガレット。
マーガレットと言われて思い浮かべる、王道のかたちをしています。10月から翌年６月まで開花するので長く楽しめます♪サンデーリップルよりも花が大きく、生育旺盛です。背の低い植物の後ろに植えるのがおすすめで、秋から初夏の庭づくりを楽しめますよ。

ラブリーフレンド

ピンク色で一重咲きのマーガレット。
昔からのマーガレットのイメージに近いかたちをしています。愛くるしいピンク色からラブリーフレンドと名付けられました！分枝性も良く、次々と花を咲かせ、高温期でも花びらの色があせないのも特徴です。銀葉と呼ばれるシルバーがかった葉色と鮮やかなピンク色の花びらのコントラストがとっても美しいですよ。大きめの鉢で丸く育てるのがおすすめ。花壇に植えるときは、株間を広めにすると丸く育ちやすいのでやってみてください♪

ブリアンルージュ

赤色で一重咲きのマーガレット。
昔からのマーガレットのイメージに近いかたちをしています。分枝性も良く、次々と花を咲かせ、夏の暑い時期でも花びらの色があせません。花粉が出ないため、花びらの色の美しさが際立ちます。しなやかな細い葉で寄せ植えにぴったり。ジャパンフラワーセレクション2017花壇苗部門入賞。

おぼろ月

黄色の花びらを持つ、小ぶりで丁字咲きのマーガレット。
中心は濃い黄色、外側は薄い黄色の花が、まるでおぼろ月のような美しい姿であることから名付けられました。分枝性も良く、次々と花を咲かせる。花にボリューム感があり、咲き終わりに花びらが丸くなるため、かわいらしさも併せ持っています✨地植えより、寄せ植えがおすすめです！

キューティーマイス

はっきりとしたピンク色の花びらを持つ、小ぶりで丁字咲きのマーガレット。
かわいらしい「伊豆（⇒イス）」生まれの「マ」ーガレットということから、キューティーマイスと名付けられました。早咲きで寒さにも暑さにも強いので、条件が良ければ10月から翌年６月まで長く開花します。コンパクトで、丸くこんもりとした株となるため、鉢植えで丸く育てるのがおすすめです！！

シェリエメール

ピンク色の花びらを持つ、小ぶりで丁字咲きのマーガレット。
色があせにくいのが特徴です♪キューティーマイスよりも花びらに丸みがあるため、優しい印象の花型です✨母の日のプレゼントにおすすめ。
ジャパンフラワーセレクション2019花壇苗部門入賞。

ファイアークラッカー

赤色の花びらを持つ、小ぶりで八重咲きのマーガレット。
打ち上げた花火がはじけるようなイメージから名付けられました。気温や日照によって、花色の変化が楽しめるんです！一輪一輪の花持ちも良く、しなやかで直線的な細い葉も特徴的。
赤い八重咲きの花は目を引くので、花壇のポイントにおすすめ。

風恋香（フウレンカ）

”世界で唯一のラベンダーの香り成分を含む”マーガレット。
白色で丸みのある花びらを持つ、大ぶりで一重咲きの花です。咲き始めは薄桃色で、白色へ変化するため、花色の変化を楽しめます✨マーガレットとハナワギクを交配品種で甘い香りを持つことから、風に乗せて恋の香りを伝える花（=風恋香）と名付けられました。